2009年01月26日

ストリートチルドレンとの出会い

ストリートチルドレンとの出会い
「money」
そう声を掛けてきたのが彼でした。

どう対応していいのか悩んだ結果、
私は彼にお金を渡しました。

ストリートチルドレンとの出会い
彼らは、駅の跡地などで集団で寝起きしているようで、
もちろんお風呂にも入っていません。
一目瞭然でした。


ガイドさんが言ってました。

「今日の食べるのが全て。」



5ペソ(約10円)でお腹いっぱいのパンが食べれる。
そのお金すらなかったら・・・、
彼は何も食べれない。


お金を渡すことは無責任な行為なのかもしれない。

でも・・・、
私がお金を渡さなくて、
今日何も食べられなくても、
彼は、明日も今日と同じ事をしているだろう。


だって働く術がないのだから・・・。


産業が乏しいフィリピンは、働き口も少ない。
まして学歴のない子どもが働ける場所なんて全くないようです。



彼の目は鋭く、
そして、やさしい目だったのが
今でも目に焼きついています。

ストリートチルドレンとの出会い

ストリートチルドレンとの出会い


この写真を彼に見せると、
恥ずかしそうに笑って応えてくれました。


しげ


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Posted by フィリピン・バナナSCHOOLプロジェクト at 20:00│Comments(4)フィリピンで見たこと
この記事へのコメント
いつも楽しく読ませて頂いてますが、今日はまた別の何とも言えない感情がわいてきました。ますます出来ることは協力させて欲しいと思います。微力かもしれないけど…。
Posted by スージー at 2009年01月26日 20:48
スージーさんへ

私たちも本当に微力です。でもみんなで集まれば何かか変わるんじゃないかと、悩み続けながら一歩を踏み出しています。
ぜひ今後ともよろしくお願いします。
Posted by しげ at 2009年01月26日 20:54
このことについては、しげさんと僕は、とことん論議しました。

結局答えは出ないんだけど…

僕らを楽しませるガイドをしてくれるイアンさん。

ファーストフードでグループ交際する若者。

日本に来ているフィリピーナ。

「同じ国の人なんだろうか?」と疑ってしまうほどだった。

ただこの少年の目は生き生きとして生命力が溢れていた。

不謹慎と解ってるけど、出会わないと知らないままだったんだよね、しげさん。
Posted by モロ at 2009年01月26日 22:04
夜に頭抱えながら現実を語ったね、モロ。

日本では給料日前に金がないって焦ってる俺たちだけど、
何人分のお金を消費してるんだろうって話したね。

消化できないね、本気。

現実は小説よりも・・・。
Posted by しげ at 2009年01月26日 22:12
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